C言語 浮動小数点の最大値 最小値 - float.h - [ FLT_MIN, FLT_MAX, ... ]
2008.08.23 Saturday | by LRESULT
FLT_ROUND 丸めモード ( 1:最も近い値, -1:不定,
0:ゼロに近い値, 2:正の近い値, 3:負の近い値, 4〜:その他 )
通常は1になってるかと思います。
FLT_RADIX 浮動小数点の基数
『 0.1 * 2^1 』 の場合、
2が基数部、0.1が仮数部、1が指数部となります。
FLT_MANT_DIG float型のFLT_RADIXを基数とした時の仮数部の桁数
DBL_MANT_DIG double型のFLT_RADIXを基数とした時の仮数部の桁数
LDBL_MANT_DIG long double型のFLT_RADIXを基数とした時の仮数部の桁数
FLT_EPSILON float型の1+e≒1.0 となるようなe (1との差が最小値となる値)
DBL_EPSILON double型の1+e≒1.0 となるようなe (1との差が最小値となる値)
LDBL_EPSILON long double型の1+e≒1.0 となるようなe (1との差が最小値となる値)
FLT_MIN_EXP float型のFLT_RADIXを基数とした時の指数部の最小値
DBL_MIN_EXP double型のFLT_RADIXを基数とした時の指数部の最小値
LDBL_MIN_EXP long double型のFLT_RADIXを基数とした時の指数部の最小値
FLT_MAX_EXP float型のFLT_RADIXを基数とした時の指数部の最大値
DBL_MAX_EXP double型のFLT_RADIXを基数とした時の指数部の最大値
LDBL_MAX_EXP long double型のFLT_RADIXを基数とした時の指数部の最大値
FLT_MIN_10_EXP float型の10を基数とした時の指数部の最小値
DBL_MIN_10_EXP double型の10を基数とした時の指数部の最小値
LDBL_MIN_10_EXP long double型の10を基数とした時の指数部の最小値
FLT_MAX_10_EXP float型の10を基数とした時の指数部の最大値
DBL_MAX_10_EXP double型の10を基数とした時の指数部の最大値
LDBL_MAX_10_EXP long double型の10を基数とした時の指数部の最大値
ちなみに、浮動小数点の有効桁数ですが
VC8では、float型が6桁、double型とlong double型が15桁となっています。
C++Builderを見てみると、
float型が6桁、double型が15桁、long double型が18桁となっていました。
普段は、有効桁くらいしか気にしてなかったりしますが
本格的な科学計算やるときなんかに、意味があるんかな‥