C言語 擬似乱数(ランダム数)の種を設定 - stdlib.h - [ srand ]

2008.11.04 Tuesday | by LRESULT


似乱数(ランダム数)の種を設定するには、srand()を使います。

そもそも、乱数の種(seed)とは、rand()で発生させる乱数系列のようなもので、
種が同じだと、同じ乱数が発生するわけです。

その為、rand()を使用する際には、必ずsrand()を呼んでから乱数を使います。


srand
書式 void srand( unsigned int seed )
機能 擬似乱数(ランダム数)の種を設定
引数 unsigned int seed : 乱数の種
戻り値 なし





サンプルコード
時刻を、乱数の種に設定して擬似乱数を発生させてみます。
乱数の範囲は0〜99までとします。

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <time.h>

int main(void)
{
  int i;

  srand( (unsigned int)time( NULL ) );

  for( i=0; i<20; i++ ){
    if( i % 4 == 0 ) printf( "¥n" );
    printf( "%d¥t", rand()%100 );  /* 0〜99 */
  }

  return 0;
}




結果
12      56      88      48
58      52      2       54
63      62      61      84
90      12      82      17
9       51      20      33
と、こんな感じで表示されます。

まず、時刻から乱数の種を設定します。
そのあとで、乱数をrand()で発生させて、「100」で割った余りを表示させます。
これが、0〜99の範囲となります。

以上、一般的な乱数の発生方法です。

カテゴリ:C言語 stdlib.h | 21:24 | comments(0) | trackbacks(0) | -


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